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注目の学問

経済学分野

「『儲かる業界と儲からない業界』など産業界のしくみに興味がある」、「税金の取られ方と使われ方などをもっと知りたい」など、規模の大小は問わず、お金の流れ、お金の動きに興味がある人は、経済学の各ジャンルをオススメします。

◆経済学

経済学と一言でいってもその内容は多様化しています。経済を考えるにあたり、家庭や会社といったミクロのものから、地域社会や国家間というマクロのものまで、その学ぶ範囲は非常に広くあります。そのなかでも重要なことは、経済の原点とも言える「人・物・金」といったお金の流れを把握することになります。 ある会社に就職して、人が働いてモノやサービスを提供し、それによって対価としてお金を得るというのが経済の基本です。これは、家庭の中でいえば家計のヤリクリであり、会社の中では事業の運営であったり、商品の販売活動であったりします。国家ということにおいても言える輸出入といった貿易なども、経済学で学ぶべき分野です。

学校でのカリキュラムは、個人や企業といったミクロ経済と、国家間といったマクロ経済との2 つに分けられます。これらの基本を踏まえて、財政・金融・国際経済・都市経済・統計学などを学びます。また、経済は日々変化していることもあり、その時代の流れに常に敏感になっておかなければなりません。経済の専門知識の習得のみならず、グローバル化し急速に変化する経済情勢も、その研究対象であり、今後さらに重要性を増してくる分野です。将来経営者になりたいという人にとっては、経済学は避けては通れない分野であり、また一般家庭においても、株式のネット取引などが浸透している近年、身近なところで何が起こっているのか、世界においてはどのような経済事変があるのかなどを理解することは、とても重要となっています。

専門科目授業内容

経済は世界をつなぐ。幅広い視野を養い国際経済の専門分野をめざす。

社会を見つめ分析するひとつのアプローチとしての経済学。社会そのものに目を向ける素養を養っていくことは基本です。
輸出や輸入で動くモノの流れをはるかに上回るお金の流れが世界を駆け巡っています。お金がどう動くかによって、世界に影響を与え、また世界の経済の動きを知ることで、自分が暮らす社会の経済も把握することができます。世界や特定の地域に関する経済の知識とともに、英語力や、自分の考えを的確に伝える力、コミュニケーション力など、国際舞台での交渉能力を学びます。「国際教育科目A群」では、経済に留まらず、現代社会や国際問題に目を向けています。例えば、「高齢社会と福祉問題」など、現代の日本が抱える深刻な問題を学び、「グローバル社会論」では相互理解について知識を広げていき、経済の学びの幅を広げます。

取材協力校
[東京経済大学 経済学部] 安川 隆司 教授

主な専門科目説明

●経済原論

経済についての基本的な考え。大きくはマルクス経済学と近代経済学に分けられる。このうち近代経済学はさらに、個人や企業活動を中心としたミクロ経済学と、国家単位の経済全体をとらえるマクロ経済学に分けられる。

●国際経済論

「ヒト・モノ・カネ」の国家間の流れが国際経済論である。牛肉の輸入問題や、貿易摩擦、また日本が得意としてきた加工貿易など、ボーダレス化が進む国際経済について検証し動向を探る。

●経済史

日本の経済の歴史やアメリカ、ヨーロッパなどの諸外国の経済の歴史を学ぶ。特に産業革命以降のことや、マルクス経済について、また、資本主義経済がどのように発展してきたのかを学ぶ。

●金融論

コクサイ化といわれる「国際化」「国債化」などについて考える。今や国境を超え、様々な資金が24 時間中世界中を移動している。その金融の国際化について学ぶほか、国債や株式などの有価証券市場についても学ぶ。

●財政学

危機的な状況にある日本の国家財政の状況や、その再建について学ぶほか、地方自治体の財政事情や、社会保障、公的年金、税制改革など、国家としての社会政策をお金の面から考える。

取得可能な資格

高等学校教諭一種(商業、地理歴史、公民)、中学校教諭一種(社会)、学芸員、図書館司書など

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